副業の案件を終えたあと、「この仕事、時給にするといくらだったんだろう」と思ったことはありませんか。
私はクラウドワークスで子育ての体験談を書き、初めて得た報酬は234円でした。自分で稼げたのはうれしかったです。でも、正確に何時間かかったか分からないため、あの仕事の時給は今も計算できません。
次の案件を選ぶとき、報酬額だけでは時間に見合うか判断しにくい。そこでこの記事では、サービス手数料を引いた受取額と、案件にかかった時間から実質時給を出す方法をまとめます。
初めて234円を得たときの話は、「クラウドワークスで初めて稼いだのは234円。それでも続けなかった理由」に書いています。
1案件の実質時給は「受取額 ÷ 作業時間」
この記事では、1案件の実質時給を次のように計算します。
実質時給=サービス手数料を引いた受取額 ÷ その案件にかかった作業時間
たとえば、受取額が2,400円で、案件に4時間かかったなら、実質時給は600円です。
大事なのは、文章を書いた時間だけで計算しないこと。募集内容を確認する、応募する、連絡する、修正するといった時間も、その案件のために使っています。
まずは受取額を確認する
契約金額と、実際の受取額は同じとは限りません。サービス手数料が引かれる場合は、次の金額を使います。
受取額=契約金額-サービス手数料
報酬が確定しているなら、サービスの明細に表示された受取額を確認するのが分かりやすいです。自分で計算する場合は、利用しているサービスの手数料を確認してください。
出金時の振込手数料は、複数の案件をまとめて出金することもあるため、この記事の1案件ごとの計算には含めていません。発生した金額は別に記録しておきます。
文章を書く以外の時間も足す
案件に使った時間を書き出してみます。
- 募集内容を読み、条件を確認した時間
- 応募文を書いた時間
- クライアントと連絡した時間
- マニュアルを読み、必要なことを調べた時間
- 本文を書き、見直した時間
- 修正して納品した時間
面談を受けた場合は、その時間も含めます。私は別の応募でアンケートとオンライン面談を求められましたが、面談は受けていません。その経緯は「クラウドワークスの記事ライティング案件で、アンケートとオンライン面談を求められた話」に書いています。
複数の募集を一度に探した時間を、どれか1件に正確に割り振るのは難しいです。まずは、その案件の募集を読んで応募するまでに使った時間を記録すれば十分です。不採用だった応募に使った時間は、この1案件の計算とは別に残しておくと、副業全体を振り返るときに役立ちます。
分を時間に直して計算する
作業時間を分で記録したら、合計を60で割って時間に直します。
- 90分=1.5時間
- 150分=2.5時間
- 240分=4時間
その時間で受取額を割れば、実質時給が出ます。
架空の案件で計算してみる
ここからは説明用の架空の例です。私が受けた案件の金額や作業時間ではありません。
契約金額が3,000円、サービス手数料が仮に600円なら、受取額は2,400円です。作業時間は次のように記録したとします。
| 作業 | 時間 |
|---|---|
| 募集の確認 | 30分 |
| 応募文の作成 | 20分 |
| 連絡 | 20分 |
| リサーチ | 40分 |
| 執筆 | 90分 |
| 修正 | 30分 |
| 納品 | 10分 |
| 合計 | 240分(4時間) |
2,400円 ÷ 4時間=実質時給600円
執筆の90分だけで計算すると、2,400円 ÷ 1.5時間で1,600円になります。受け取る金額は同じでも、どの時間を入れるかで数字が大きく変わります。
時給が出たら、時間の内訳も見る
計算した時給が思ったより低くても、数字だけで終わらせず、どこに時間がかかったか見ておきたいです。
募集を探す時間が長かったなら、応募する条件を絞る。連絡が長かったなら、次は応募前に面談やテストの有無を確認する。修正が多かったなら、納品前の見直し方を変えてみる。
自分に合う案件を選ぶための材料になります。
記録はメモでも続けられる
1件だけなら、メモと電卓で計算できます。作業が終わったときに「何を・何分したか」を残しておくと、後から思い出す手間も減ります。
私は案件の報酬と作業時間を記録し、サービス手数料を考慮した実質時給を確認できるExcelシートを作りました。計算や記録をまとめたい方向けに、ココナラで販売しています。必要な方は「副業案件の実質時給を見える化します」から内容を確認できます。
もちろん、シートを使わなくても、この記事の式で計算できます。
まとめ
1案件の実質時給は、サービス手数料を引いた受取額を、その案件にかかった時間で割ると出せます。執筆だけでなく、応募、連絡、リサーチ、修正の時間も入れてください。
私の初めての案件は、正確な作業時間が分からないため、234円の仕事が時給いくらだったかは出せません。次に案件を受けるときは、報酬と一緒に時間も残しておこうと思います。


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